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【解説】SegWitとは

ブロック内に記録する情報を減らして一部の情報を別の領域に保管する「SegWit」を提案

SegWitとはSegregated Witnesの略で、ビットコインなどの仮想通貨において取引記録が記帳されたブロック(scriptSig)内に記録する情報一部を切り離して別の領域に保管するプロトコル変更を指します。ブロックに記録する取引情報の一部をカットすることで、承認される取引件数を増やすことができます。

ビットコインのブロックサイズには上限値が決められていています。2016年以降、取引(トランザクション)をブロックに記帳する際に、容量オーバーでブロックに格納することができずに後回しにされるトランザクションが発生するするようになり(ブロックサイズ問題)、慢性的な送金遅延問題が起こっています。

ビットコイン開発者グループは送金遅延問題の解決策として、ブロック内に記録する情報を減らして一部の情報を別の領域に保管する「SegWit」を提案しています。ビットコイン取引の際は公開鍵と秘密鍵を利用して署名を行う必要がありますが、仕様変更案では署名についての情報をブロック内に記録せずにWitnesと呼ばれる別の領域で保管します。

SegWitによりトランザクション1件あたりブロックに記録するデータを4割程度カットすることができるため、取引の承認件数を増やすことができます。データサイズを現行の6割程度に圧縮するだけで、ブロック内に記録できる取引件数が約1.7倍に増加します。

ちなみに2017年4月に世界で初めてモナーコインでSegWitが承認・アクティベートされました。2017年現在、ビットコイン以外の仮想通貨もSegWitを導入するための準備が進められています。